2013年05月01日
H24.4.20 21世紀かみしばい学校*紙文協
紙芝居文化推進協議会恒例の「かみしばい学校」へ行ってきました。
午前の部・・水谷章三氏
「民話の紙芝居 作って・演じて・楽しんで」
民話や原作のある作品を紙芝居にするときには、「余計なものを足さない・文体を壊さない・リズム、言葉使いはそのまま」ということに気をつけていらっしゃるそうです。
紙芝居を実演しながら説明してくださいました。
「あんもちみっつ」
まず、方言の原文で紙芝居をめくり、その後脚本で・・。
やっぱり、台詞が中心の脚本だからこそ画が語りかけてくるのだと思いました。
「おににさらわれたあねこ」
これは、聴耳草紙の中の「姉のはからい」という岩手のお話が元になっているそうです。
最後の「それからおにはどうしたかって・・?」は水谷さんが付け加えられたそうです。
怖い鬼が姉の機転(おしりぺんぺん!)で大笑いするところが面白い作品です。
それから、「いっきゅうさん」「けんじゅうこうえんりん」を紹介してくださいました。
作家さんなのに実演がとってもお上手で、すっかりお話の世界に入り込みました。
午後の部・・紙芝居ライブ
梅田佳声氏
「ドンちゃん」
「ライオンマン」
「天狗剣士」
テンポよくダジャレ(いえいえ・・洒落ですね)満載、歌満載!
アクシデントがあってもなんのその、臨機応変に笑いに変えてしまうのが佳声さん!
吉松美代子氏
「はるだよニャーオン」
「ふうたのはなまつり」
「おいしいおいしいほん」
「ねこはしる」
とっても温かい雰囲気で素敵に演じてくださいました。
隣の部屋では水谷先生の紙芝居が所狭しと展示されていました。観たことがない作品もたくさんあったのでとても参考になりました。面白い作品満載です。
その他、紙芝居販売、サイン会、手づくりの舞台(老人ケアに紙芝居の遠山昭雄さん作)やスタンドの販売など盛りだくさんでした。
たまたま隣に座っていた方は、去年わくわく主催のときわ先生講座に来てくださっていた、さるびあ亭かーこ さんでした!
なんと、ニッポン全国街頭紙芝居大会in沼津にて最優秀賞受賞というすごい方だったのです・・!
その後メールのやりとりもできて、また素敵な出会いがありました♪
水谷先生に写真のブログ掲載をお願いしたところ快諾していただき、優しく色々お話しもしてくださいました。感激です!
本当に、紙芝居にかかわる方々はみんなあったかい!
これからも、素敵な出会いがたくさんありますように・・♪