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2013年09月04日

H25.8.31~9.1 全国紙芝居まつり群馬大会*報告

2年前に松山大会が終わったときから待ちわびていた全国紙芝居まつり!
今年は群馬県渋川市、伊香保温泉で開催です。
わくわくからは3人で行ってきました。



まずは恒例「あっちこっちで紙芝居」
私たちは我らが♪菊池先生がいらっしゃる、渋川市立図書館へ!

「ひまわりパンツ」 
「キャロンとレックス チョコレートそうだつバトル」 
「ゾウとネズミ」  
「たっくんとかいじゅう」 
「オオムラサキのおかあさん」
「オオムラサキのむっくん」 

大勢の子ども&大人の熱気むんむんの中、あっという間の1時間でした。
手作り紙芝居を発表した小学5年生の男の子は、緊張しながらも大きな声で楽しく披露してくれました。夜の「とことん紙芝居」では、更にパワーアップして、余裕もみられました。笑いもいっぱいとり、あっぱれ!!!

いよいよ、会場のホテル天坊へ。
開会式の前、お昼も食べずに、あるミッションを実行・・!
それは、今年10周年記念イベントで配る記念誌に、なんと、厚かましくも、紙芝居関係著名人のサインをいただこう!というもの。(少しは面識のある先生方に・・)
あと、これまでお世話になった方々に一言いただきたい!このまつりの間でタイミングを見ながらどれだけの方に書いていただけるか・・!
それは、このブログの最後に公開♪

話は戻って・・。
いよいよ開会式
最初にアテフ・ハリムさんの素敵なバイオリン演奏から始まり、たくさんのご祝辞とご挨拶。
実行委員の方々のみならず、本当にたくさんの方々、団体の協力で開催できているんだなぁ~と感動。

【分科会1日目】
私はやっぱり、「演じる」に参加しました。
今回は今までの趣向と違って、個性ばらばらの4人の講師(荒木文子氏、ときわひろみ氏、中平順子氏、のまりん)が、同じ作品を順番に演じる・・というもの。

最初は「まんまるまんま たんたかたん」

なんといっても作者のぶんちゃんと、オハコにしているのまりんは、もうお手の物!?
それぞれにアドリブを活かして展開がわかっていても、なんでこんなに面白いんだろう・・!!
終わってからの「クイズ 本物のまんまる探し~」はいいですね!
実は以前、演じた後にそれに気がついた子どもがいて、子どもって凄いな~と思っていました。
ときわさんの「まんまる・・」は初めて拝見しましたが、やっぱり笑いでいっぱいでした。つっこみ方が最高。「人生というのは逃げてはいけません」まじめな顔で言われると吹き出してしまいます。

次は「かりゆしの海」
こちらは中平さんの心地よい、ゆったりとした語り方がぴったりの作品です。
命の源である珊瑚のお話が欲しい・・と、まついのりこ先生にお手紙を出されたそうです。
とても思い入れのある作品のようでした。祈りを込めてやさしく演じたいと思いました。

最後にそれぞれが好きな作品を演じてくださいました。

「わにがめんどりをたべないわけ」 ぶんちゃん
「おかあさんのはなし」         中平さん
「おとしとり」               ときわさん
「さらやしきのおきく」          のまりん

それぞれが演じる際に気をつけていること、紙芝居への想いを語ってくださり、まさに演じるということは その人の人柄、人生観、様々なものがにじみ出るものなんだな・・と改めて思いました。

さて、次はお楽しみの宴会!


やべ先生の乾杯の音頭でお食事タ~イム
大食いで通っている私も、さすがにあとわずか・・完食できませんでした・・。く・・くるしい・・。

宴会ではスペシャルイベントが!

みのわの里のきつねの嫁入り 行列です。
厳かで、怪しげな雰囲気の中に、ひときわ怪しげな人が・・。あ~ぶんちゃんとのまりんだ!いつの間に!?
舞も踊ってくださり、なんて、贅沢な晩餐なのでしょう♪

そして、いよいよ「とことん紙芝居」
今回はエントリーが多かったようで5ヶ所での開催。いつも全部見たくなって、あちこち走り回ってしまいます。
まずは、私の友達のお母様が出演されているのを観に行きました。

萩原陽子さん「かさこじぞう」
大型の布紙芝居で、全部お一人で手づくりされているそうです!
これは1作目で、この他に「そんごくう」「白雪姫」もあり、小学校などに公演に行かれたりしているそうです。
これだけでもすごいのに、更にびっくりしたのはその演技力!すべて暗唱していて時々素敵な節の歌も入り、もうすっかりファンになってしまいました!!
物腰もとても上品でかわいらしく、「私もこんな風に歳を重ねたい・・」と思いましたが、すぐに「上品さって所でまず無理だな」と一人納得。
ご主人がサポートされていて、とても素敵なご夫婦でした。

次に向かうはさるびあ亭かーこさん
「日本食文化を世界遺産へ」

以前やっさん一座に所属していたそうですが、円満卒業されて今はフリーで活動をされているそうです。
数日前に体調を崩されて「TAMA紙芝居ボランティアのつどい」には残念ながらご出席いただけなかったのですが、回復されて無事にまつりに来られてよかったです!
とっても素敵な笑顔のかわいらしい方で、ご自分で「紙芝居のおばちゃん」と言われるのが思わず「おねえさんでしょ?」と言いたくなるほどです。さすがに話芸もすばらしく、楽しく食育紙芝居を披露してくださいました。

そして、われらがわくわく紙芝居サークルの出演者、鶴岡みどりさん
「最後の胡弓ひき」

今回初参加にもかかわらず、果敢にも挑戦し、堂々と演じきってくれました!すばらしい!
声に張りがあるので聞きやすいですが、語尾が少し聞き取りにくかったかな。これは私もよく言われることです・・。難しい!

私がまつりに初参加した長岡大会以降の記憶では、我らが菊池先生はとことんに出られたことがなかったと思うのですが、今回は真打登場です!!
「やせためんどりときつね」
わくわくのはっぴを着た三人がかぶりつきの最前列に陣取って観させていただきました。(先生、目障りだったですよね・・)
何回観ても、痩せているときのめんどりの声とまるまる太った時の声の演じ分け、軽快でとぼけた感じの演じ方、には感服いたします・・。

それからいつもお世話になっている、一度観たら忘れられない とどすずき さん

今回はタローではなく、「昔話ばんざい」のフルバージョンです。
軽快なテンポでどんどんいきます!それぞれが「え~!?」の結末。何回見ても笑えます。隣で山崎さんは大声で笑ってました(笑)
今回は帰りのバスも一緒だったのでゆっくりお話ができて嬉しかったです~♪


さて、トリは素晴らしい実演家であり、これまで手作り紙芝居コンクールで数々の受賞をされている本多千賀子さん
「ころころ」
最新の手作り紙芝居をされるのかな?と思っていたら、まさに「最新」昨日の夜に描かれた作品だったそうで、いつもの心を打つ「お話」とは違う参加型の作品でした。
動体視力を試す!ということで一瞬見えた絵を当てる!実は寝不足と心地よい演じ手の声に少々目がとろとろしていたのですが、身を乗り出して凝視してしまいました。
これはデイケアでやったら絶対うけること間違いなし!
ぜひ、出版していただきたいと思いました。

もうずっと観ていたいところですがタイムアップ
もう一つの楽しみはなんといっても温泉♪ ゆっくりつかって疲れを癒やし・・部屋に戻るともう0:30!
早く寝なくっちゃ・・

zzz・・

おはようございます!
元気に2日目の朝食です。
ついつい燃えてしまうバイキング、和食と洋食二人分完食。
相席できたのがギリシャ神話を演じられたニコラ グロウブさんと末吉正子さん。
どこかでおみかけしていたのに思い出せなくて、お話をしていたら・・「ゴキブリの話の人だ!」
1月にプーク人形劇場であった、 ぽかぽかほかほかお話会で「めんどりとゴキブリ」を語ってくださった方でした。(スッキリ)
あの時は「語りでこんな参加型?もあるんだ!」と新たな発見で、すごく楽しかったのを思い出しました。英語の通訳もできるなんてすごい方です。


【分科会2日目】
「活かす」(講師:宮崎二美江氏、遠山昭雄氏)に参加させていただきました。
今回、何団体かが紙芝居をどのように活かしているかについて発表しました。
その中で私たちも貴重な時間をいただき、山崎さんが発表、私が「鬼がら」(古寺伸竹/輪島清隆 教育画劇)の実演をしました。

ここからは山崎さんの報告です。

第3分科会 活かす

*特別支援学級
演じることにより自信がついた。
演じる側と見る側とのつながり、信頼関係ができる。作ることにより紙芝居は総合学習であることがわかる。
絵を画く…美術
文を書く…国語
時間の割り振り…算数 等

*わくわく紙芝居サークル
学童クラブにて子ども達にも演じてもらう。4~5人で登場人物、ナレーターに分かれる。登場人物よりナレーター に人気がある。理由は、沢山しゃべれるから。保育園で紙芝居を見ていた子が学童に多くいると、子ども同士、影響仕合い見る体制になるのが早い。

*手作り紙芝居で地域おこし 『たなばた食堂』
埼玉県狭山市の「入間川たなばた祭り」は、関東三大七夕祭りの一つであり、その伝統を伝えるとともに、現在の事情もおり込んだ内容で、みんなで七夕祭りを盛り上げようというとてもわかりやす紙芝居になっている。小中学校やお祭りで活用されている。

*介護の紙芝居を演じる
片岡 直子さんによる『おどりばダンスホール』
遠山さんによる『しょいくらべ』
寒川町のパチパチ座、北川さんによるハーモニカで合唱。と、盛り沢山の内容でした。(以上報告)

続いて、2日とも「作る」に参加した鶴岡さんからの報告です

第2分科会 作る
 やべ みつのりの部屋 に参加しました。
「紙芝居の自由」をテーマに常識を意外性で覆し既成概念に囚われない自由な発想の手づくり紙芝居をと先生のお話や参考作品の実演の後、グループにわかれ一日目、二日目共に30分が制作の時間にあてられました。

 私たちのグループは一日目に一つのキーワード(群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃんのたからもの」)だけを決めて、絵をそれぞれ自由に二枚描き、二日目は前日描かれた絵を両日連続と二日目のみの受講者が一つの作品にまとめ発表することに。
二日目のまとめの日、私が参加したグループは私だけが前日の生き残り?でした。二日目のみの受講のメンバーは机上のストーリー性なくバラバラに描かれた、立体物まである作品をまとめる課題に戸惑いつつも、与えられた時間は30分しかないので、とにかくやるしかないと果敢に挑戦…。
詩情豊かな手作り紙芝居でみんなを魅了したメンバーが絵を描き足し、歌手が本業で紙芝居を演じるのが初めてというメンバーがまとめ役兼演じ手をかって出てくれ…グループ「やべチルドレン」の発表です。

まず私が前日のメンバー作の画用紙から突き出た丸められた段ボールを望遠鏡の様に紙芝居を覗いて演じ手にバトンタッチ。尾瀬を描いた「夏の思い出」の歌を観客と歌う場面やクイズ形式の参加型のスタイル等をまじえながら、ホントに初体験?と思えるほどバラバラの絵をなんとか「紙芝居」にまとめてくれました。そして最後は、また私が前日受講者に託された新聞紙で作ったキャンディー包みをパッと引き裂いて花咲じじいのごとく色とりどりの紙吹雪を散らして驚きの?拍手をいただき無事?終了。

舞台に収まらない立体物をはたして紙芝居と呼べるのかどうかは分かりませんが、平面作品におとす前の実験的段階としては面白かったのではと感じたのでした。
 一人の一貫した表現とは真逆の複数の人間によるバラバラの表現が脚本という言葉の糸で巧みに繋がれた時、紙芝居として面白い作品が生まれることも… 一つの有効的な制作手法を体験した分科会でした。(以上報告)


そして名残惜しい気持ちで閉会式
各分科会の報告と、ぶんちゃんの大きなマル!
次回開催地である北海道inけんぶち大会 実行委員の方々へバトンが渡されます。

北海道!! ・・今から紙芝居まつり貯金を始めます!

最後に先生方を捕まえて集合写真


長い、長い報告を最後まで見てくださり、ありがとうございます!
そんなあなただけにこっそり見ていただきましょう!秘密のミッション成功を!

とてもお忙しくされているところ、こんな厚かましいお願いにお時間をとっていただきまして、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです!!
わくわく紙芝居サークルにとってこの上ない宝物となりました!!
これはわくわく紙芝居サークル10周年記念誌の真ん中に飾らせていただきます。
後日ご案内する、10/12「わくわく紙芝居まつり」にて、記念誌を配布いたしますので、どしどし八王子まで遊びに来てください!!!
 
最後に、2年間、この大会のために奔走してくださった実行委員の方々、関係者各位に感謝の気持ちを込めて・・
ありがとうございました!!!そして、お疲れ様でした!!!

そして、最後の最後に・・いつも家事をほっぽり出しているのに、文句も言わず行かせてくれた家族に感謝・・!!  


  • Posted by わくわく at 17:59Comments(6)イベント情報

    2013年09月04日

    H25.8.27 TAMA紙芝居ボランティアのつどい*報告


    昨年の田無で行った交流会に引き続き、今年は八王子に来ていただきました!
    まずはわくわく紙芝居サークルのご挨拶。
    はっぴで人数並ぶと迫力ありますね~(いつも公演の時は多くても5人位なので)
    それに、10周年記念、わくわくオリジナル手拭いもおそろいです♪

    そして、それぞれ自己紹介をしていただき、1本実演していただきました。





    皆さんが演じた演目

     「たけのぶらんこ」
     「クロ~抑留者と共に~」 
     「やまなし」
     「へんじをしたほらあな」
     「ばかされギツネ」 
     「おどりばダンスホール」 

    さすがに、それぞれ個性豊かですばらしい実演でした。
    作品に対する想いを語ってくださったり、作品紹介や解説をしていただいたり、とても勉強になりました!

    総勢7団体、22名の参加でした。
    相模原のほっこり座さんからはたくさんご参加いただきました!ありがとうございます。
    その中に、このブログをご覧になって、これから紙芝居を始めてみたい・・ということでお越しいただいた方もいらっしゃいました!ありがとうございます。
    団体に限らず、個人でも興味のある方はぜひ参加していただきたいと思っています。

    実演が一通り終わったら、お茶とお菓子で交流会です♪

    今回は、会員でお菓子作りが得意な方にお願いしました。私も当日初めて何を作ってくれたのか見たのですが・・!
    どこからみても、お菓子屋さんのプロ仕様!もちろん、どれもすごくおいしい!これほどまでとは思いませんでした!
    Y.Kさん、本当にありがとうございました~!


    今回の話題でもやはり「色々な演じ方がある」ということについて賛否両論、白熱した論議となりました。
    また、「どうすれば上達するか」・・これについても様々なアドバイスをいただきました。

    この会は、元々「お遊び」として、気軽に同じ紙芝居を愛する者同士で楽しみましょう♪ という趣旨で始まりました。
    個人、団体にこだわらず、これからもゆるゆると続けて行けたら良いなぁ~と思います。
      


  • Posted by わくわく at 15:23Comments(0)活動報告