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Posted by たまりば運営事務局 at

2012年04月18日

「大人のための紙芝居実演会」*報告

4/15(日)14~16:30八王子市生涯学習センタークリエイトホール視聴覚室にて
講師ときわひろみさんによる実演会を開催しました!
会場は満席に近い状態で、小学生のお子さんも数人来てくれていました。
前日の「紙芝居とゆかいな仲間たち」に参加されていた方も数名いらっしゃいました!

今回はスペシャルゲストとどすずきさんも来てくださり、最初に新作を披露していただきました。
「タロー物語」
「昔話バンザイ!」小話数本
すっかり笑いで場が温まりました!
(一昨年からのとどさん大ファンも来場、今回ファンになりました、TVに出て欲しい・・とのアンケートもありました♪)

その後、ときわ先生の世界へ~♪  

「よんでよんで」           教育画劇
「ほねほねマン」          童心社
「はがいたいほねほねマン」   童心社
「ふつうのフーちゃん」*     
「あとかくしの雪」          教育画劇
(紹介)「絵からとびだしたネコ」 教育画劇
「ごくらくみやげ」*
「えんまさんのびょうき」*
(紹介)「へったれよめご」*
「へったれよめご」新世紀版*
「おとしとり」*
「父のかお母のかお」       雲母書房
「おじいさんにできること」     カタツムリ社  

                          → 参加者も一緒に画面をつなげて長~く並びました
「ふしぎなおみせ」*
(*・・手づくり)

テンポ良く、独特の語りで面白く全く飽きさせないお話でした。
その中で、教育について、環境について、被災地について、勧善懲悪 因果応報・・
深いお話もしていただきました。

アンケート 印象に残った作品
best1 おじいさんにできること
   2 あとかくしの雪
   3 へったれよめご新世紀版・ふしぎなおみせ・ごくらくみやげ・よんでよんで(同票)

「作品への想い、社会に対しての考えが感じられた」「人をひきつける話術に先生のお人柄がにじみ出ていた」「圧倒された」「生き方が現れていてパワーがあった」「生の声に心が打たれた」等々・・たくさんのご感想をいただきました。

個人的には印刷紙芝居の中では「父のかお母のかお」が好きです。
画は渡辺享子先生です。高齢者向けとして出版されていますが、年長さん位から大人まで大丈夫かと思います。戦後健気に生きている姉弟に、優しい復員兵からの思いがけないプレゼント。とても心温まります。
手作りでは「ごくらくみやげ」「ふしぎなおみせ」が特に面白かったです。
おもしろおかしい内容の中にもピリリと伝えたいことがスパイスされている・・という感じでした。

この他、今回は展示のみでご紹介出来なかった作品の中にもすばらしい作品が沢山あります。
おっぴちゃんはまほうつかい   仙台市社協 
     女の子とひいおばあちゃんとの心温まる交流 渡辺享子さん画
としょかんどろぼう          埼玉福祉会  
     印刷で数少ないときわさんの画 図書館つくり運動の中で生まれた作品
どうする?どうする?みんななら 仙台市社協 
     子どもと一緒に「どうする?」と色々なやりとりで進めていきたい作品
きつねのうらないや          童心社    
     金木犀の咲く頃演じたい、心がほっこりする作品

手作りの作品を作者が演じる、というのはとても説得力があります。
全国、いまや世界にも広がっている手づくり紙芝居。(箕面と神奈川で毎年コンクールがあります)
演じるだけでなく、観るだけでなく、創ることも楽しめる紙芝居!
日本が誇る文化、紙芝居がもっとも~っとたくさんの人に愛され続けますように・・。

最後に、ときわひろみ先生、とどすずきさん、素晴らしい、贅沢な時間をありがとうございました!!



  


  • Posted by わくわく at 15:29Comments(10)活動報告

    2012年04月18日

    第6回紙芝居とゆかいな仲間たち*報告

    メンバー3人で昼の部(14時開始)に行ってきました!
    30分前に着いたのにもうかなり埋まっている状態。始まる頃には通路にもぎっしり!
    暑い熱気の中ぶんちゃんの楽しいご挨拶から始まりました。

    1.荒木文子      「きかんしゃシュッシュ」 
    2.千葉晶        「あんもちみっつ」
    3.ひがき順子     「ムーミンとおばけやしき」
    4.まもりん       「やさいたちのはなし」
    5.桑原敏子      「おたまじゃくしの101ちゃん」
    6.高瀬あけみ     「ねずみきょう」
    7.水谷章三      「ドラキュラ」
    8.本多千賀子     「子どもの海」
    9.右手和子(VTR)  「ぬすびととこひつじ」
    10.とどすずき      「TARO STORY」
    11.今井和江       「いじわる」
    12.中平順子       「ふうたのはなまつり」
    13.ピーマンみもと  「みんなでおめでとう」
    14.のまりん       「ピーター兎」
    15.ときわひろみ    「絵からとびだしたネコ」「あとかくしの雪」
    16.梅田佳声      「琵琶池」

    のっけから「きかんしゃ・・」で前列の女の子達がノリノリ♪英語で答えて大爆笑!
    ぶんちゃんがアドリブでうま~く取り入れ終始爆笑♪この紙芝居、絵がかわいいな~と思ってはいたけど、こんなに盛り上がるとは・・。やはり、演じ手の腕にかかっているのでしょう・・。

    よく知っている作品でも演じ手が変わると別の作品のように楽しめます。
    桑原さんの顔演技(?)もお見事でお綺麗な顔がくるくるとよく変わる様子がおかしかったです。

    本多さんは声がとってもおきれいですばらしい実演でした。右手先生にご指導いただいた、思い出の作品だそうです。自作の紙芝居も観たかったです。

    とどさんのタローは先輩編で成長していました♪やっぱりタローはさいこ~!

    ピーマンさんは手づくり楽器をたくさん用意してくださっていて、会場の何人かで一緒に楽しく演奏しました。
    高齢者向けのピーマンさんの作品は会で全種類購入しております!この新作も楽器を作ってデイケアサービスで演じてみたいと思います。
    (終了後、サインをおねだりした際に自転車の鈴を分けていただきました!ありがとうございました~!!)

    ときわ先生、昼の部でも自作紙芝居を観たかったです~。

    梅田佳声さんの画はものすごくすばらしくてびっくりしました!画もこんなにお上手だったなんて・・。

    終わったと思ったらもう次のお客様が列になっていました。
    演目を見ると観たい作品がたくさん・・!
    特に、とどさんの右手先生に捧げる「赤い実」が観たかったです・・。
    それと・・後から気がついたのですが、私の大好きな(!)諸橋精光さんの作品が二つもあったなんて・・。
    夜の部は3時間半やっていたそうです・・。
    あ~やっぱりその後の予定を入れずに両方観れば良かった・・・。(後悔)

    こんなにたくさんの方の実演を一気に観る機会はそうそうないと思います。
    紙芝居をこれでもか!と楽しめる貴重なイベントです。
    長時間はおしりが痛くなるので来年は座布団持参で伺います(笑)
    ず~と続けてくださいね。来年も楽しみにしています。

      


  • Posted by わくわく at 15:29Comments(2)イベント情報

    2012年04月07日

    21世紀かみしばい学校*報告

    メンバーと二人で行ってまいりました!
    うまくお伝えできませんが、演目等紹介いたします。
     
    午前の部 「作家が語る真実にせまる絵の力」 講師:渡辺享子氏
     「コスモス」  主人公けいちゃん=渡辺先生
    イナゴ取りをしたり仲のいいお友達のゆきちゃんは広島へ疎開して二度と会えなくなってしまいます。ゆきちゃんの大好きだったコスモスが秋になると咲き乱れゆきちゃんの帰りをまっているよう・・。絵もとても素敵な作品です。もっと生きたかった子ども達の想いを語り継いでいきたい。
     
     「森のふしぎなこえ」
    開発に来た人間たちに対して森の動物たちやコロボックル(小さな神様)が協力して追い出しに成功するお話
    知床半島での伐採が始まった頃、森を守る人たちの話を聞き実際に見に行ってお話が湧いてきた。暮らしている人たちの息遣いが創作につながっている。
     
     「三方一両損」
    お財布を拾って届けたのに逆に怒られけんかになる。ことを収めるために大岡越前の上のお裁きは・・。
    ちゃきちゃきの江戸っ子の面白さ。絵がリアル!
    先生は謙遜されていましたがとっても演じ方もお上手でとても楽しかったです。

    午後の部 「紙芝居ライブはじまり はじまり」
       講師:菊池好江氏
     「ひまわりパンツ」
     「おかあさんまだかな」
     「やせためんどりとキツネ」
     「おかあさんのうた」
    さすが我らが(!?)先生♪
    登場人物を見事に演じ分け、面白い所は笑わせ、感動するところは 涙させていただきました。あったかい雰囲気で包み込むような演じ方が大好きです。
       
       講師:「のまりん」こと野間成之氏
     「まんまるまんまたんたかたん」
     「わにがめんどりをたべないわけ」
     「さぎとり」
     「おどるドラゴン」←渡辺先生の作品 すごく面白い!
     「かめのえんそく」
    演じる前からどっぷり「のまりんワールド」
    おなじみのご挨拶も何度でも笑えます。脚本通りに演じているとはとても思えないほど自分のものにされているのがすごいと思います。
    ただ面白いのではなく、その中にのまりんの紙芝居への愛情、誠実な人柄もにじみ出ているので安心して観られるんじゃないかな~などと失礼ながら感じました。

    その後質疑応答で演じ方については対照的な(?)お二人のご意見は意外にも共通する部分がたくさんありました。
    どの演じ方が「正しい」ということではなく、演じ手の持ち味を生かし、作品の面白さを伝えることが重要である・・と司会の木口さんがとても上手にまとめられていました。
    それだからこそ、紙芝居の可能性は無限にあるのだと私も思いました。

     また、今回は渡辺先生の原画展もあり、とてもお得な講座でした♪
    「走れ!バルトー」
    「トラのおんがえし」
    「森のふしぎなこえ」の全場面と、その他の作品を2場面ずつ展示されていました。
    画を観ているだけで話の内容を知らなくても想像でき、まさに動き出しそうな「芝居をする画」というのはこういうものか・・という感じです。
    その上、芸術的で気に入った場面は額に入れて飾りたいほどの美しさです。
    渡辺先生の作品は手に入らないものがほとんどなので、本当に復刊を希望します!

    とても楽しく、勉強になった一日でした。ありがとうございました!
      


  • Posted by わくわく at 22:42Comments(2)イベント情報